盗聴の目的
盗聴器を仕掛る盗聴者にとって、その目的は様々です。
一般的には、家族や知人による浮気調査や素行調査を目的とした盗聴が多いと言われています。その他では個人の趣味による盗聴、または対象に必要以上に興味を抱いた結果による盗聴(ストーカー行為の一環とも言えます)があるようです。
浮気調査目的であれば、協議離婚や離婚裁判になった場合にあなたが不利な立場となる証拠を盗聴者に与えてしまう可能性があります。
個人の趣味や興味による盗聴は、エスカレートするとストーカー行為へ発展する可能性があり、あなたに実害が及ぶかもしれません。
あなたの想像以上にあなたの普段の会話にはあなたの個人情報やプライベート情報が多く含まれている可能性があり、大変危険です。
そして万が一盗聴器が発見された場合は、あなたの知人が盗聴者である事が判明する可能性もあります。ショックを受ける可能性もありますので十分に理解してください。
"便乗盗聴" にも注意が必要です
盗聴器の中には電池を必要としない発信機があります。そして多くの場合、盗聴器を仕掛けた本人は、目的を果たすとわざわざ危険を冒してまで盗聴器の撤去を行う事はありせん。そこでどのような事が起こるのでしょうか?
発信機は電池不要のため、半永久的に送信を続けます。その電波の到達距離は条件次第では数kmに達する場合もあります。そして、その盗聴電波を受信マニアなる人達が発見し、おもしろ半分に盗聴を始めるのです。
これを俗に 「便乗盗聴」 と言います。
市販されている普通の受信機と専用の指向性アンテナを使用すれば、電波の発信源はある程度絞り込む事が可能です。従って便乗盗聴者は比較的容易にあなたの部屋を見つける事でしょう。
このような状況は、例えばあなたが引っ越してくる以前に盗聴器が取り付けられていた可能性もあり、どこにでも起こりうる問題です。
あなたの部屋で行われる会話を数ヶ月に渡って聞いていた便乗盗聴者は、あなたの名前、勤務先、出勤時間、帰宅時間から家族構成までほとんどの個人情報を手に入れている事でしょう。そこから趣味が高じてストーカーへ発展する可能性も否定できません。
ある日、鼻歌まじりで炊事をしていたら知らない人から電話があり、「鼻歌まじりで機嫌いいみたいだね。何かいい事あったの?」と言われたという実例もあるのです。
十分に注意して下さい。
近所にいつも路上駐車している車はありませんか?
付近の路地でいつもうろうろしている人には気が付きませんか?
ストーカーへの発展
盗聴はストーカーの第一歩と言われています。
それは比較的容易に仕掛ける事ができ、なおかつ音声だけでほとんどの個人情報を入手出来るからです。
必要以上にあなたの事情を知り尽くした盗聴者は、次にどのような行動に出るのでしょうか?
出勤時間と帰宅時間がはっきりしたから安心して空き巣?
あなたの勤務先がわかったから楽につきまとい行為?
まちぶせ?
いたずら電話?
そこから先の行動は盗聴者の良識に任せるしかありません。
そして凶悪犯罪が多発する昨今。現代の人たちは犯罪行為に対して感覚が鈍くなっているのもまた事実です。
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盗聴器発見とは
2003-08-28
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