福岡の探偵・興信所　　　アドバン日記　　　浮気「102」

浮気「102」 2014-04-25

「探偵福岡」の看板を掲げて長年営業しておりますと、やはり男女関係のご相談が多く寄せられます。前回に続いて社内不倫の問題です。過去には不倫による懲戒解雇が認められたケースもあります。バスの妻子ある運転手がバスガイドの女性と交際して妊娠させた事案では、業務の正常な運営を阻害したとして運転手の解雇を有効としました、それでは仕事にどの程度の影響があれば、懲戒解雇は認められるのでしょうか、その線引きをはっきり示すことは難しいことです。懲戒解雇の有効性は、さまざまな要素を総合的に考慮して判断されなければなりません。例えば2人とも社員なのか、片方は派遣かアルバイトなのか。上司と部下の不倫で、職務に専念すべき勤務時間中に密会をしていなかったか。さらに業種も無関係ではなく、学校や警察など高い倫理観が求められる職場で業務に重大な支障が出るかどうかも判断の要素の一つになります。懲戒処分の中でも解雇は特に慎重に審査されており、様々な要素が積み重なってある一定限度を超えた場合でなければ困難であると考えられえています。また、戒解雇が困難でも、企業にとって不倫は軽視できない不安材料です。不倫が新たな問題を引き起こすすることがあるからです。例えば不倫相手の配偶者や親類の人が会社に乗り込んできたり、暴力をふるって警察問題に発展するのはざらにある話なのです。