福岡の探偵・興信所　　　アドバン日記　　　個人情報の取り扱いについて 「3」

個人情報の取り扱いについて 「3」 2013-10-01

まず最初に手がければならないのが、自社で扱う個人情報を全て洗い出すという作業です。洗い出すという言葉がわかりにくければ、書き出すといっても差し支えないでしょう。例えば、各支店から担当部署にいたるまで、取り扱っている全ての個人情報を書き出していくのです。このとき、一人の担当者を決めて、その人だけが洗い出す作業を行う方法だと、どうしても見落としが多くなります。その意味では、できるだけ多い人数で作業にあたるのが望ましいでしょう。同時に記録母体がなにかということも記録していきます。この第一段階の作業が探偵業界でも大切になっていき、探偵になるためには、最初の基本の段階といえるでしょう。次に、洗い出された個人情報をいま現在どのように取り扱っているかをあきらかにします。ここで大切なのは事実をありのままに書き出すことです。依頼者の個人情報を取り扱うわけですから、より慎重に、より正確に事実関係を書きとめておくのも大切なことですし、より依頼者からの信頼もかちえていくことになるでしょう。ですから、全国規模の探偵業者だとしても、九州エリアだけでなく、福岡支店なら福岡支店の情報を各エリアにいる人間が把握し、なおかつその貴重な情報を共有して依頼者の希望に添えるようにエリア規模から全国規模にいたるまで、全社の調査員たちが協力していくことが望ましいといえるでしょう。それによって、探偵の調査員たちにも、自覚が芽生え、会社としても発展していくことでしょう。