失敗は成功の元ではないかも 「3」 2013-09-21
千載一遇のチャンスで転んだり気付かれたりと散々でした。シャッターチャンスを逃すまいと懸命にシャッターを押しつづけたわけですが、またも失敗は重なり、気が付いた対象の男は一目散に私のところへ走って、近づいてきました。探偵ではないかと思ったはずです。こちらとしてはまさかの状況に言い訳も何も考えていなかったわけでして、まして対象者の男が近づくにしたがい緊張も頂点に達したのも束の間、対象者B「ここで、なにをしているんだ」と言われ、こちらはなんて答えたらいいのか、分からないまま、「日の出の写真を撮っている」とつい言ってしまったのです。いかにも不自然すぎます。状況から言えば当方はいかにも不振人物です。それでも男の表情を見ながら、世間話に話の中身を切り替えなんとか、 なんとか私のペースに持っていくことに成功したわけですが、時間にして約15分ぐらい、しかしこのままでは依頼者の社長の希望にもそえない、手ぶらで変えるわけにも行かない、探偵としての意地もある。とにかく話を自分の趣味である自然の風景写真にもっていった。話しながら山などの風景を撮るふりをして、見事に男のどアップの顔写真撮影に成功した。しかし、成功はいいが壊したカメラの修理代が思いの外多額で閉口でした。ともあれ依頼者の望みは叶いました。探偵の責任は果たせたという充実感がこみ上げた瞬間ではありました。
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